朝、雨。やがて晴天。涼しいのかな。
昨夜よりの雨に濡れたるベランダの幸せの木の葉にたまる水
鵯のけさは長鳴きかはし合ふ濡れたる木々より電線に飛ぶ
あひ次ぎて電線上に場所うつす鵯二羽のこゑ長く鳴く
思い出した。『老子』の続き。70からである。
「吾が言は甚だ知り易く、甚だ行ない易きも、天下能く知るもの莫く、能く行なうもの莫し。」である。 そして『徒然草』。172段、若人と比べての老人讃である。

朝、雨。やがて晴天。涼しいのかな。
昨夜よりの雨に濡れたるベランダの幸せの木の葉にたまる水
鵯のけさは長鳴きかはし合ふ濡れたる木々より電線に飛ぶ
あひ次ぎて電線上に場所うつす鵯二羽のこゑ長く鳴く
思い出した。『老子』の続き。70からである。
「吾が言は甚だ知り易く、甚だ行ない易きも、天下能く知るもの莫く、能く行なうもの莫し。」である。 そして『徒然草』。172段、若人と比べての老人讃である。

今日も晴天。『方丈記私記』についで堀田善衛『天上大風』読了。堀田善衛はいい。いろいろ感心したところはあるが、そのいくつか。一つは旧約聖書の冒頭と伝道の書の紹介、一つは「未来からの挨拶」バック・トウ・ザ・フュチャーである。「われわれはすべて背中から未来へ入って行く」である。ベンヤミンの天使とともに聴くべき言である。また「われ在り、ゆえにわれ思う」というトマス・アキナスの「われ思うゆえに、われ在り」というデカルト真反対の言葉などなど
いつのまにか年老いたれど若き日に読みし堀田善衛よく思ひだす
年老いし堀田善衛も良しとおもふ『天上大風』たのしも読書
時どきにするどき言あり「ちくま」に書き続けたるエッセイを読む
世界各地戦乱やまず。
「天上大風/天下騒然」二十五年経て騒然はいまも変はらず

右眼だけでなく左も充血。視界に異常なし。熱はない。リハビリ。よろこびケアネットの久米さんくる。昼は割合暑い。
体温36,5℃やうやくに平熱つづくけさの検温
目薬を点眼すればおほかたは眼からこぼるる片頬の濡るる
毎日のやうにかめむしが廊下にゐる臭いといふがみどり美し
うつくしき緑の甲の椿象を小さきスケッチブックに写す

相変わらず右眼充血、開きにくい。いい天気だ。カフェインは目の充血によくないらしい。少し熱が下がったようなので、日々のルーティンを実行。
椿の木より電線にのぼるひよどりの呼ぶこゑあれば応ずる声あり
朝の珈琲苦き一杯に目覚めたるこの一杯も辞めろといふか
ほのぼの明けくる空に鳥やかまし暁闇はかくもしづかなりしが

右目が充血している。リハビリが帰った後、熱発。昼飯も食わず寝る。夜には熱が下がる。
右の眼が充血してゐて見にくきか目脂がたまり右眼あけにくき
あけぼの杉の葉の放恣なる動きにも秩序あるらし杉の葉落とす
けふもまたひよどり二羽の掛声がわれの頭上を過ぎてゆくなり

朝晩は涼しい。昼は暑い。
公園の長椅子のした落葉の暈そこ避けて座るしばし安らぐ
空の色ぴんくにかはり明けてゆくこの空のした滅びむもよし
滅びゆくこの人類か。諍ひて各地に勃発る戦火の嵐

朝夕寒いらしいが、昼間は暖かい。リハビリ、今日は北の公園へ。
ひよどり二羽それぞれに鳴きかはすパティオを逸り駆け抜けてゆく
飛行機雲が茜に変はり膨れゆくこの世の外へつながるごとし
空の色ピンクに変化すこのもとに滅びむとする世界と思ふ
この世界の権力者たちの身勝手さ戦争尽きず諍ひ絶へず
