短歌 4月5日(日) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暖かくなるらしい。 わが歩む道の先には死の世界。否応もなく抗ひがたき 赤が印象的であった。 京の摺師にもとめし浮世絵。塀続くところに毀(こぼ)つ――錦秋ならむ いづこにか光の国あり。老いぼれのわれには行けぬ山...
短歌 4月4日(土) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日は雨らしいが、朝はまだ曇っている。 死者のこと思へば少し生き易きあの山越えて光の国へ わが脈拍は時計の針の如くにて時を刻めりやがて終焉(おはり)へ かくもかくも暴力に満つるこの世にてわれもまた加担する時や...
短歌 4月3日(土) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 快晴です。 おでんの屋台に酒を飲む。誰かは知らぬが、隣りの女と おそらくはこの世のものではなきものとコップ酒盈たし小さく乾杯 頬赤く隣の女立ちあがる少しふらつき闇に消えたり 『孟子』万章章句上130 万章問う...
短歌 4月2日(木) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も雨。 なにもかもが中途半端に終らんとす。われの一生不甲斐なきもの たたかふ仏像(静嘉堂文庫美術館) 広目天眷属立像のたくましき赤熱(しやくねつ)の色、眼(まなこ)怒りて 会場の木造十二神将立像(午神)の...
短歌 2026年4月1日(水) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 雨だ。 春の気配ここにもありて菜の花の連なるところにわれも佇む あくせくとしても命は一つなり苦しまぬがよし命のつごもり 陰画には心微動す。しかれども肉体はなべて反応をせず 『孟子』万章章句上129-2 湯(た...