朝から雨だが、おかげで少し涼しい。九州や瀬戸内では豪雨災害が出ている。
薄墨色の雲忙しげに動く空あかるき雲がときをり覗く
雨をふらす雲のかなたに青き色わづかなれども希望の如し
少しでも雨止むときがあれば鳴くアブラゼミいのちの雄叫びを上ぐ

朝から雨だが、おかげで少し涼しい。九州や瀬戸内では豪雨災害が出ている。
薄墨色の雲忙しげに動く空あかるき雲がときをり覗く
雨をふらす雲のかなたに青き色わづかなれども希望の如し
少しでも雨止むときがあれば鳴くアブラゼミいのちの雄叫びを上ぐ

朝から雨、時に止んだり、また降りだしたり。
朝明けは雨の音にて湿りあり東アジアの小国に起居す
亜熱帯化したるか雨の多くして南の蟬も混在してゐる
突然、昔、私が小学生だったころ家族旅行で行った行川アイランドのフラミンゴショーを思いだす。奇妙な光景だった。
フラミンゴ勢ぞろひして踊りだす夏の休みの房総半島

日航ジャンボ機が御巣鷹山の尾根に墜落、あの日より36年が経つ。結婚の許しを得て信越線で長野からの帰りであった。中上健次の忌日でもある。
霊園に墓掃除に行ってきた。
三十三年たてばそれなりに古びたるこの墓に俺の名も刻まるる
向かひ山の木の葉幾本も枯れてゐるなんの兆しか人の世滅ぶ
中上健次の小説が好きだった。
小さき文字に新宮の路地の物語書きて死にする中上健次

今日も暑い。34℃。散歩もつらいが、海老名田圃を歩く。暑い。
稲の葉のささやき、水の流れの音、蟬のこゑする田の畦にをり
熊蟬の鳴く声けふは聴こえざるあけぼの杉もさびしげにして
いささかも秋を感ずることもなく暦は秋と挨拶に書く

昨夜は西からの風が強く、エアコンの逆流音に悩まされた。ポコ、ポコ……際限がない。夜中、これでは眠れないと、ドレーンの尖端を水を入れた壜に突っ込んだ。とりあえず音は止む。
エアコンの逆流音になやまされいく度も覚むここは地獄か
熊蟬もあけぼの杉に鳴きはじむ油蟬はをれど熊蟬見えず
早速に逆流防止弁を注文する地獄の釜から解放されたし

長崎忌
八月九日、長崎の街に悪逆のひかりあり人を殺すひかり
台風9号の余波か、朝から度々豪雨。気圧の影響か眠い、怠い。
圧しくる天の力に抗へずあばらあらはに痩せ爺ねむる
夏ぶとん掛けての昼寝に腹渋るさつき氷菓を食ぶるゆゑか
懐かしき人からの電話重なりて今日はなんだかたのしき日なり
ペットボトルのお~いお茶のラベルの投稿俳句にこんな句を発見。
衣替え一人称も替えてみる 細野柚生さん(15歳)

台風10号の影響で昨夜から雨が降り、午前中風も強くなっていたが、午後3時過ぎには晴れる。
台風の進路変はれば雨の量予測より減るそれでもどしやぶり
内廊下の床には蟬の死ににけり台風の雨を避けて入りしか
今日もまだ腕は痛いと妻はいふ肺腑をえぐる痛さにあらねど
娘のアパートに梅ジュースを届ける。
梅ジュースは免疫力の素なりと娘が言へば腹こそばゆき
