雨、曇り。
の人身象頭の男女二神抱き合ふなり。淫蕩なりき
図像の腕にからむ蛇体、髑髏の首輪なんとも不気味
・梵天・帝釈天()かくも小さく微細なりけり
*
『孟子』尽心章句下249 孟子曰く、「の・の征・の征有り。君子は其のを用ひて、其の二をくす。其の二を用ふれば、民に有り。其の三を用ふれば、父子離る」
税の取り方に注意すべき布縷の税・穀物の税・勤労奉仕一つ二は緩くすべし
*
相馬御風編注『良寛和尚歌集』
この里のゆきゝの人はさはにあれど君しなければさびしかりけり
【語義】「さは」は「多く」。〇「君し」の「し」は君ぞと特に指して云う天爾波。
【大意】これは「ともがきのみまかりしころ」と詞書のある一首である。この里の路上には往来する人が沢山あるがあの人が居ないのでさびしい。
【評言】誰にでも詠めそうな歌であるが、ここまで生一本に歌える人は少ない。こんなことを云って歌になるだろうかなどというような見えや屈託があっては、とてもこうした純情な歌は出来ない。しかも「この里の」という第一句、「君しなければ」という第四句などには、やはりちゃんと締まりがついている。