8月29日(土)

曇り。気温も低い。このままだとよろしいが。

五十代の女性の白骨から複顔すたくましきおばさん親しみありき

南牧村美術民俗資料館・斎藤岩男のカヘル図おもしろ

未来にはカヘルしかゐないそんな絵をたのしむわれも蛙の手足

    *

『孟子』尽心章句下236 孟子曰く、「民をしとし、社稷を之に次ぎ、君を軽しと為す。是の故にに得られて天子と為り、天子に得られて諸侯と為り、諸侯に得られて大夫と為る。諸侯社稷を危ふくすれば、則ちす。犠牲既に成り、既に潔く、祭祀時を以てす。りしてあれば、則ち社稷を変置す」

孟子がいふ国家には民が最も貴重であり次は社稷そして君なり

    *

相馬御風編注『良寛和尚歌集』

風まぜに雪はふりけりいづくよりわがかへるさの道もなきまで

【語義】「風まぜに」は「風まじりに」〇「いづくより」は「いずくよりか」の意。

【評言】久しぶりに托鉢にでも出た帰り道によんだのでもあろう。どこもかも白一色に降り埋めてしまう吹雪の為めに道を失ってぼんやりと行方に迷っているという気持は深味のある暗示的な気持である。しかしこの歌はあまりに淡々と歌われすぎている為めに、そうした気持までが出て居ない。一つは「雪はふりけり」の「ふりけり」が力抜けしているのもそのもとをなしているのであろう。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA