2021年6月19日(土)
梅雨の雨が朝からつづく。妻の夢の今朝の主人公は私であったという。なんとパリを訪れていたそうだ。奥本大三郎『ランボーはなぜ詩を棄てたのか』を読んでいたからだろうか。妻は私の魂がパリの街をさまよいたがてっていることを察知して...
梅雨の雨が朝からつづく。妻の夢の今朝の主人公は私であったという。なんとパリを訪れていたそうだ。奥本大三郎『ランボーはなぜ詩を棄てたのか』を読んでいたからだろうか。妻は私の魂がパリの街をさまよいたがてっていることを察知して...
野口富士男「なぎの葉考」、何年ぶりだろうか、やっぱりいいなあ。魔性の娼婦の回想のなんともエロチックなこと。浮島の森の不思議。熊野を案内する中上健次の風姿が印象的な短編だが、読み終わるくらいになると涙がが出そうだ。 この小...
横須賀短歌会の6月歌会。楽しかったものの、往復に時間がかかる。遠いなあ。 もじずりの紅(こう)とつばなの白銀を詠むうたありき胸にひびくも 半島の夏のみどりは荒くして海へ出て征くイージス艦も 天に去る鳶のこゑい...
午前中は曇っていたが、昼を過ぎて雨が落ちてきた。昨夜あたりから耳を澄ますと蛙の声が聞こえてくる。 めぐりには田の見えねども夜の曇りに蛙(かはづ)頻(し)き鳴く喧(かまびす)しく鳴く 遠田には蛙鳴くなり青ペンキぬり...
よい天気だが暑くなりそうだ。昨夜は暑く、寝苦しかった。ひさしぶりの例の悪夢に醒める。 夜の車の通過する音――。凶々しき鳥の音(ね)にまがふ、悪夢に覚めて 夜の寝相悪しくして腕に痺れあり、頬に皺ありのたうちまはるか...
朝は雨だったが、じきに止む。 梔子の花腐らせてふる雨に眼鏡ぬらしてしばたたきをり つつぴ、つつぴぃ鳴く声するは四十雀すがたみえねど中庭(パティオ)に潜む 野鳥ゐる空には雲が下りてくる 関東甲信も梅雨入りだそう...
曇り空、午後少し雨がふる。 梔子の淋しき花の香りあり少し遅れて樹をふりかへる 中新田の田に水分ちほとばしる大谷水門に夏のひかりあり 花ざくろ坂あるみちに毀れたり 所属せずにそろそろ十年わが立ち位置孤立にお...