11月10日(月)

寒いけれど晴れがつづくらしい。 二十日ほど前   やうやくに金木犀の木の花の匂ひくるなり道筋の角   大きめの金木犀の木がありきやっとこの頃香りはじめる   金木犀の小さなオレンジ色の花むらにわが鼻寄せて香りに浸る 『孟...

11月9日(日)

雨、雨、雨……そして寒い。 今村翔吾『じんかん』を読む。文庫本で五八〇ページになる時代小説。松永久秀の少年期から滅びまで息を吐かせぬといいながら、読み終えるまでには、随分時間がかかっている。しかし最後は、少し涙ぐんだ。松...

11月8日(土)

気温があまり上がらない。曇り空。   朝一巡り午前・午後にも巡りたり毎日歩くも筋肉付かず   大欅の木をめぐりきてわがマンションの九階へ帰る   朝は伴ふ人もゐず午前・午後にはぼちぼち人が 『孟子』公孫丑章句下39 孟子...

11月7日(金)

晴れ。スーパームーンの翌々日、西空高く月が残っている。   葉のみにて花も実もつかず石榴の木少しひょうげて夜半踊りだす   花も実もつけずに一夏すごしたり葉々の緑のただ濃くなりて   三本の石榴それぞせんじょうでれに花も...

11月6日(木)

今日も寒い。   これの世の戦さ好きたちにもの申す人を殺すこと即座に辞めろ   ガザ地区にいくたりの死者。イスラエルなど作らねばよし   すべてを寛容にこそすべきなり調子に乗るなイスラエル軍よ 『孟子』公孫丑章句下37 ...

11月5日(水)

太陽は、ずっとくもの中。   水仕事すればトイレに行きたくなる冷たき水は秋の水なり   秋の水、蛇口よりほとばしり皿、碗を洗ふ水流となる   蛇口よりほとばしり出る秋の水。冷たく思ふがそれもよきなり 『孟子』公孫丑章句下...

11月4日(火)

朝から晴れなれど寒い。   これの世に悪しきこと良きこととりどりに幾つもあるもの人の世なれば   この生に歓び悲しみあるもののそれでも少し楽しければよし   生きるために切磋琢磨す。あれこれとあれどただ平穏であること祈る...