2021年8月7日(土)
畑中章宏『廃仏毀釈―寺院・仏像破壊の真実』読了。廃仏毀釈は、後の神社合祀とともに近代日本の国家体制の横暴であったが、地方により差異があり、損害の違いもあった。より細かく検討する必要があるということだろう。私が育った隣町も...
畑中章宏『廃仏毀釈―寺院・仏像破壊の真実』読了。廃仏毀釈は、後の神社合祀とともに近代日本の国家体制の横暴であったが、地方により差異があり、損害の違いもあった。より細かく検討する必要があるということだろう。私が育った隣町も...
広島忌 八月六日蛇口の水はぬるくして原爆の日も朝歯を磨く 水を乞ひ死にゆくものをおもひをり 炎天に立てよけふこそ太陽のひかりにおもへ滅びのときを 滅亡の都市を市電の走りゆく
藤沢周『世阿弥最後の花』読了。佐渡に流された世阿弥晩年の姿を描いて、おもしろく読んだ。能の詞章や和歌を交えた彫琢された文体がいい。世阿弥同様、佐渡に流された順徳院像も印象的だ。世阿弥は順徳院の追悼の能を舞う。順徳院の歌を...
今日も暑い。油蟬が朝からうるさい。 九階のベランダに鳴く油蟬日の沈むときひときは高く 中庭のあけぼの杉に生まれたる蟬とおもへば親しきものを 樹の幹と空中に過す十日ほど腹部鳴動ひたすらなりき 土の内に七年を...
息子の31回目の誕生日です。今日も猛暑。 朝焼けは薄桃色から橙色(たうしょく)に雲を染めけさは至極の時間 南より吹き入る風の湿り気を帯びたる風は人を弱らす 長男は、夏の須坂で生まれたのだが、あの日も暑い日だった。...
昨日は上野に出掛けて10000歩近く歩いたせいか、疲れがある。月曜日は紙・布ごみを出す日である。雑誌の束を抱えるだけで左手が痺れる。 起き抜けは痴呆のごとし日日(にちにち)の倣ひすら亡失するときがある リビング・...
八朔である。稲の育ちは上々に見える。上野の森に妻と「聖徳太子と法隆寺」、「国宝 聖林寺十一面観音――三輪山信仰のみほとけ」を観てきた。いやぁ、暑かったが、行ってよかった。聖林寺の十一面観音に出逢ったのは大学一年のとき、ま...