2025年2月26日(水)1936年の二・二六事件から今年で89年目。
少しづつ暖かくなっているようだが、朝は寒い。 加藤郁乎『俳人荷風』読了。いいねえ、加藤郁乎は、もともと俳人だが、詩やエッセイも巧い。俳人荷風を書いても巧いのだ。書中にあげられた句をいくつか記しておこう。 知らぬ間にまた一...
少しづつ暖かくなっているようだが、朝は寒い。 加藤郁乎『俳人荷風』読了。いいねえ、加藤郁乎は、もともと俳人だが、詩やエッセイも巧い。俳人荷風を書いても巧いのだ。書中にあげられた句をいくつか記しておこう。 知らぬ間にまた一...
よく晴れている。 老荷風のあとを慕ひて椿の花ぽつぽつと咲く小径を進む 椿の花ぼってりと咲く一本の木を見て過ぐる路地の一隅 椿の花赤きが咲きてはなやげるこのめぐりしばしうるほふごとし 『論語』衞靈公三二 孔子曰...
晴れてるが、寒い。 後朝に分かれてつらき楕円の月この道さびしき女との別離 女との別れに浮かぶ朝の月あかるきひかりはよりあはれなり 木の藪に隠れ行きにし京(みやこ)までなげきばかりに涙せりけり 『論語』衞靈公三...
晴れてる。寒い。 今日も俳句 夜深くペットボトルに茶を喫す これの世とあの世のさかひに椿咲く 濃きさみどり色濃き花の椿なり カフェ・ラテをストローに飲む今宵かな 『論語』衞靈公三〇 孔子曰く、「過ちて改め...
晴天なれど、寒いのです。 上空の高きところに残りの月楕円形して明るきかがやき 後朝の月にやあらむ西空に明るき楕円のひかりかがやく この空にかがやく今朝の残りの月楕円型なれど妙に明るし 『論語』衞靈公二八 孔子...
今日も朝から晴れているが、寒い、寒い。 曇り空には薄き雲その雲透けて冬の日がさす やがては雲の透き間に出でてくる日のほのぼのと翳りゆくなり カップに湛へその紅茶飲むわれイギリス流の紳士ならむか 『論語』衞靈公...
寒い、寒いが、晴れ。 梅崎春生『十一郎会事件 梅崎春生ミステリ短編集』を読む。基本的に戦争から帰ってきた者が中心になるミステリというか不気味な物語が続き、息をもつげぬおもしろさがある。その技巧的な文体がうれしい。梅崎春生...