2025年2月11日(火) 紀元節 釋迢空の128回目の誕生日だ。
今日も寒いが、青天だ。 朝爪をコツンコツンと音たてて斬り捨ててゆく吾妻にあらむ 寒がらすずぶとき声に鳴きにけり 朝爪を切るとき妻の表情のにんまりとして桑原くはばら 『論語』衞靈公一八 孔子曰く、「君子、義以て...
今日も寒いが、青天だ。 朝爪をコツンコツンと音たてて斬り捨ててゆく吾妻にあらむ 寒がらすずぶとき声に鳴きにけり 朝爪を切るとき妻の表情のにんまりとして桑原くはばら 『論語』衞靈公一八 孔子曰く、「君子、義以て...
青天、しかし寒い。 奥泉光『虚傳集』読了。偽書の歴史小説集。著者初の短編集らしい。これが大方、嘘ばかりであろうが、どこか本当っぽく、奥泉が創ったであろう、あれこれの偽書を用いて、本当らしく書かれている。この書は本物であろ...
今日も晴れ。だがあいかわらず寒い。 電熱温床の上に干されし妻の下着にからまりつくはわれのTシャツ 妻の下着にわれの下着がからまりてどこか淫蕩なり絨毯の上 靴下と靴下が挨拶する如き電熱温床あたたかなりき 『論語』衞...
今日も寒い。そして晴天。 一九四五年、占領下の京都に起こることなど知らず ひょっとしたら原子爆弾を落とされしか京都盆地の地勢よろしき 京都伏見には陸軍の基地ありさしずめ伏見は軍都ならむか 『論語』衞靈公一五 ...
寒い、寒い。青天である。 秋尾沙戸子『京都占領 1945年の真実』読了。原子爆弾が落とされる可能性もあった京都の一九四五年以降の米軍の占領下にあった時代の動きが記されている。知らなかったことも多く、興味深い読書になった。...
よく晴れているが、またまた寒い。 ハン・ガン『別れを告げない』を読む。済州島四・三事件を扱い、キョンハとインソンの二人によるインソンにかかわる母や親族の生と死をめぐる小説だ。いわば赤狩りの惨烈な結果が夢とも現実ともつかず...
きわめて寒いが、晴れ。 熱海の公園で植木業者が剪定作業をしているところ、頼んで伐った枝をもらってきた熱海ざくらが、やっとこさ咲きはじめた。 ためらひを見せつつつぼみのひらきゆく壺に活けたる寒ざくらの枝 室内のぬく...