今日も暑い。『大塩平八郎の乱』のつづきを。それほどによかったのだろう。
幕府を震撼させたる大塩平八郎。大筒は天満を縦横に走る
大阪より江戸幕府こそ撃ちたるや建議書いつたいいづこに届く
義を掲げて蹶起せりけり。大塩平八郎檄文を書き、あまた刷りにけり
一月余を身を隠したり平八郎江戸の様子を探らんと生く

今日も暑い。『大塩平八郎の乱』のつづきを。それほどによかったのだろう。
幕府を震撼させたる大塩平八郎。大筒は天満を縦横に走る
大阪より江戸幕府こそ撃ちたるや建議書いつたいいづこに届く
義を掲げて蹶起せりけり。大塩平八郎檄文を書き、あまた刷りにけり
一月余を身を隠したり平八郎江戸の様子を探らんと生く

昨日ほどではないらしいが、暑い。
薮田貫『大塩平八郎の乱』(中公新書)読了。幕府崩壊の30年前、義を掲げ、無謀な蹶起をした大塩平八郎。おそらく江戸を撃つことを目的としていたのだろう自決まで1月身を隠す。卑怯に思われるが、ここにこそ陽明学者、洗心洞の真骨頂があった。
そこここに蚯蚓討ち死にす。天保八年一月十九日大塩平八郎の乱
四海こんきういたし候ハバ打ち壊ししかなからむよ大筒を撃つ
なんとなく大塩平八郎に親しみの起こるかその無謀さを愛す

朝から暑い日である。
京・仙太郎の最中に餡子たっぷりと詰めて食べしこの甘きもの
お~いお茶飲むときもつともやすらぎて深く飲みほす至福の時なり
お~いお茶は静岡のもの川柳の二首が記され楽しきろかも
大澤真幸・木村草太『むずかしい天皇制』読了。
「なぜ他のものは捨てられても天皇制だけは捨てられないのか。」「天皇と皇族の人権問題は、決して笑いごとではない。」「この制度が存在すること自体が最大の不思議だと言わざるを得ない。」
天皇制なにゆゑ滅びぬこの不思議問ひつづけるよりわれにはなきか

海の日であるらしい。休日なのだ。本来7月20日、1867年に明治天皇が東北巡幸の帰途、明治丸に乗って帰ってきた日。
リモコンを押せば番組かわりゆく東大寺三月堂、その仏像たち
膣形の雲が陰毛したがへて空に浮く奇妙な日々のはじまり
むすめがくると空気が泳ぐ。EUの国々をゆく恐れ気もなく

今日も暑いのである。
新美南吉の「赤とんぼ」の詩を口ずさむ赤とんぼの目玉さびしく空へ
宇治の地へまたも訪れ茶を贖ふむすめよこよひは緑茶にやすらぐ
ようように本読みすすむ一冊は『大塩平八郎』、そして『むずかしい天皇制』を

いつまで梅雨なのだろう。暑い。
七重の塔の礎石の丘に立ち見晴るかす領地えびな見渡す
ここをゆく海老名田んぼの畦をゆくさねさしさがむここの苗田を
少しづつ右足側のリハビリをくり返すなかなか歩けぬこの足

今日も暑いんだ。いつまでも入院時のことが忘れられない。言葉も右足も思うように動かない。
梅雨空のけふは晴れたり。この空の下にこそわが幸せありき
あげひばり 病室の窓をたかく飛ぶ ちいさき鳥よ 生きて、鳴きをり
ペットボトルを買ひに自動販売機までようよう歩きようよう買ひたり
