2022年5月22日(日)

午前中、ひさしぶりの日の光りあり。修学旅行から帰ってきた妻と井出トマトへ。富士山は厚い雲に巻かれて見えず。午後、厚木へ牛乳買いに。

花に就く思ひあるべし。赤き花 ざくろは、激しく燃やす愛欲

花に就くおもひあるべし。白き花 沙羅の木の花、天の清浄(しゃうじゃう)

2022年5月21日(土)

今日は妻が帰ってくる日だ。仕事とはいえいないとさびしいものだ。

朝からどんよりして、10時には雨がふってきた。昨夜もふっていたようだ。

満開のさつきつつじに雨がふる雨ふればへたる赤き花ばな

歩みゆくをちこちに(どく)(だみ)の花みつけそのたびにかがむ雨のふる日も

どくだみの花と思っている、あの四弁の白いものは、実は葉が変化したもので、花はその真ん中に立つ短い穂状のものに付いた淡黄色の粉のような小花なのだそうだ。

傘のうちに蕺草の花かがみこむ

さみどりの穂に付着する黄の小花。ペニスを守る語法童子ら

2022年5月20日(金)

昨夜、録画してあった円谷プロのウルトラマンシリーズにかかわる二人の沖縄人をドラマ化した映像を視た。思っていた以上に重いテーマを扱っていて興味深いものがあった。沖縄は本土に復帰してよかったのだろうか。ウルトラマン、ウルトラセブンは、これまた私の少年時代のヒーローであった。

折口信夫のマレビトが物語の発端にかかわっていたことも、なるほどと深く納得。少年は異形のヒーロー、優しいヒーローを求めるのだ。

闇に溶けて宇宙とひとつになるといふ金城哲夫早く死にけり

朝から気持ちのいい日だ。

朝の日にパティオのざくろに赤き花ひとつ咲きをり小さな一つ

2022年5月19日(木)

今日から3日、妻は修学旅行の引率である。京都・奈良。仕事だから大変だろうが、この時期の京都・奈良は格別の美しさに違いない。今日の二首は、昨日の夜と今朝のマンションの庭の光景です。

街路灯に照らされて赤き五月つつじいくつもの花が闇に咲きをり

あけぼの杉の葉むらが風にゆれてゐるさわさわさわは精霊のこゑ

2022年5月18日(水)

ひさびさに明るい朝であり、温度も上昇してきた。しばらくあった薄い雲もやがて消えて、晴れてきた。夕方、西の山々が、ほんとうにひさしぶりに夕日に染まった。

若き娘に追い抜かれたるが悔しくて速度あぐるに離されてゆく

老いの()のなんとなさけなし息をつき遠ざかりゆく人をみてをり

2022年5月16日(月)

どんよりとした朝だった。9時過ぎには雨がふりだし、やんだり、ふったり、やがて全面的に雨。そして3時過ぎにまたあがる。さねさし雨天、曇天である。

雨ふれば雨のたのしみ。若き葉を雨うつ雨のみどりのしづく

さつきつつじの花のつぼみにも雨がふる赤きつぼみのけふはひらかず