さみしさは氷雨のしづく九階のベランダの窓を滴々と降る
<主人メモ> 氷雨って感じの雨だ。

さみしさは氷雨のしづく九階のベランダの窓を滴々と降る
<主人メモ> 氷雨って感じの雨だ。

曇り空に仏の座ひそかに咲きにけりむらさきの花格別よろし

おほいぬのふぐりの花に拠りゆくか紋白蝶は春を喜ぶ

百余りのもくれんの花春昼に咲き誇るなり花の純白

どことなく安らぐやうなる男雛なり緊張感のほどけたるかも
女雛はまだ緊張感をほどかずにきびしき顔を男雛に向ける

京の町にあがなふ陶製の内裏雛もも咲けばやさしき表情をする
<主人メモ> ひなまつり

本厚木駅にロマンスカーの発射音かろやかに鳴る赤いロマンス
