台風の雨か、半ば緩むが、また降るらしい。
二階から五階までの展示室それぞれに係員なくしづかなりけり
景徳鎮の窯に焼かれし青磁の瓶。たとへようなく美しかりき
四層の塔窯のどことなく漫画チック親しみやすく窓も開く
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『孟子』尽心章句上219 曰く、「の門に在るや、礼する所に在るがし而も答へざるは何ぞや」と。孟子曰く、「をみて問ひ、賢を挟みて問ひ、長を挟みて問ひ、有るを挟みて問ひ、を挟みて問ふは、皆答へざる所なり。縢更二つ有り」と。
縢君の弟、縢更を礼遇するはなにゆゑかと言えばかの縢公は謙虚ではない
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相馬御風編注『良寛和尚歌集』
秋のよもやゝ肌さむくなりにけりひとりやさびしあかしかねつも
【語義】「あかしかねつも」は「明かしかねるわい」で夜の長さに堪え得ないほどだというほどの意。
【評言】「秋のよもやゝ肌さむくなりにけり」と切り、「ひとりやさびし」と切り、更に「あかしかねつも」と結んでいる――そこに心の動き方の自然の順序が切実に現わされている。「やゝ肌さむく」はよく利いている。「ひとりやさびし」の「や」は更によく利いている。作者は自ら好んで孤独幽寂に住している人である。しかも長き秋の夜のわびしさに耐え難いこともなしには居られなかった。いかにも「ひとりやさびし」である。