8月25日(火)

今日も暑い。暑い。

山の天気はたちまちにして変貌す。霧また霽れて夏の山なり

貴宝石の湯にしづまりし心なり。溢れ出す湯に首まで浸かる

八ヶ岳の中央高き赤岳の背後ゆ立ちのぼる夏の雲なり

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『孟子』尽心章句下232 孟子曰く、「利にき者は、も殺すことはず。徳にき者は、も乱すこと能はず」

利益に用意周到なれば凶年にも餓死せず徳義に通ずれば志乱さず

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相馬御風編注『良寛和尚歌集』

み山べに冬ごもりするおいのみを誰かとはまし君ならなくに

たまさかに来ませる君をさよあらしいたくな吹きそ来ませる君に

たにのこゑみねのあらしをいとはずばかさねてたどれ杉のかげ道

【評言】この三首詞友阿部定珍に贈った歌であるが、前の「のきも庭も……」の歌よりも、この三首の方が遥かに真情のこもり方においてまさっている。訪ねて貰った嬉しさと共に訪ねて来てくれた人に対する思いやりが涙ぐましいまでにしみじみと歌われている。こうした真情の歌は容易に出来そうに見えるが、いざとなるとなかなか出て来ないものである。吾々だと兎角何とか勿体ぶらないと自分の情を他人に伝えにくいものであるが、このように真情を率直に歌ってしかも聊も生硬なところのないのは良寛の天品によるであろうが、やはりある程度まではそれを永い間の修練の結果であると見なければならぬ。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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