5月29日(金)

暑い。晴れ。初クーラー。

  険のあるみほとけの顔。躍るやうな蔵王権現わが目の前に

  土中より涌きくるごとく金泥の法華経納めし頼長の経塚

  三条通りの今西奈良漬店に講釈を聴く妻がうなづく

『孟子』告子章句158 孟子曰く、「仁の不仁に勝は、猶ほ水の火に勝つがごとし。今の仁を為す者は、猶ほ一杯の水を以て、一車薪の火を救ふがごときなり。熄まずんば、則ち之を水は火に勝たずと謂ふ。此れ又不仁に与するの甚しき者なり。亦終に必ず亡せんのみ」

孟子が言ふ仁が不仁に勝つは水が火に勝つごときなり

     *

『梁塵秘抄』植木朝子編訳

旅疲れでしょうか。今日はお休みします。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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