2025年2月18日(火)

雲だらけだが、日がさしてくる。   ある時はクサヤのごとき老母なり臭ひふりまき廊下を歩く   肋骨あらはにむきだしシャツを着る恥ずかしき思ひもすでにあらず   三度目の悪性リンパ腫質悪し二度と直らぬ不具合ばかり 『論語』...

2025年2月17日(月)

雲があるが、晴れている。午後、寒くなるらしい。   西連山の上には大き月残るこのひかる月うつくしかりき   山脈の上空に浮かぶ残りの月後朝なればぼやけて見ゆる   山脈の稜線に沈む残りの月円き満月妙に明るむ 『論語』衞靈...

2025年2月16日(日)

曇り空、そして寒い。17℃になるというが。   山茶花の赤き花々散り落ちて避けんとすれど踏みつぶしたり   花赤く咲きたる山茶花この垣を歩き通らむ地に花落つる   この赤きところをいつか通りぬけ異界へむかふわれの行末 『...

2025年2月15日(土)

雲は少しあるものの、よい天気である。   いつのまにか貪欲になるわれなるか意地悪しもからすのごとし   からす飛ぶ。町の上空に旋回し睥睨すべし恥部まで覗く   からすうるさければその上をとんび旋回しとんびの声する 『論語...

2025年2月14日(金)

晴れ、冷たい。 有栖川有栖『砂男』を読む。単行本未収録短編集である。「女か猫か」「推理研vsパズル研」「ミステリ作家とその弟子」「海より深い川」「砂男」「小さな謎、解きます」の六編。実を言うと有栖川有栖のミステリははじめ...

2025年2月13日(木)

今日も晴れてる。暖かくなって、午後冷えてくるらしい。 シャープペンシルの0,5m芯卓に散らばれば夢の中われはばらばらになる   シャープペンシルの0,5m芯こころの譬喩かもわれはばらばら   この寒さに目覚めたりけむわが...

2025年2月12日(水)

今日も晴れ。そして寒い。 谷川俊太郎編『辻征夫集』(岩波文庫)を読む。辻征夫も谷川俊太郎も、今は亡き人であるが、詩の中に歌や俳句が嵌め込まれていたりして、わたしは好きだ。二人の対談がまたおもしろい。詩は各人の好き嫌いがあ...