8月14日(金)

今日も変な天気だ。雨、曇り、雨、雨。

蝉の声、ことし初めてのこゑを聴く箱根強羅のみどりの木々に

なんとなく蟬のなく声やさしくてことし初めて聴くもののためか

箱根の山に夏の積乱雲わき出づる巨大雲なり。山の気あつめ

    *

『孟子』尽心章句上221 孟子曰く、「君子の物に於けるや、之を愛すれども仁せず。民に於けるや、之を仁すれども親しまず。親を親しみて民を仁し、民を仁して物を愛す」

親族を親しみ、人民を仁し、物を愛隣するが正しき態度なり

    *

相馬御風編注『良寛和尚歌集』

みどりなる一つわか葉と春は見し秋はいろ〳〵にもみぢけるかも

【語義】「一つ」「同じ」・

【大意】春はどの木の葉も同じ色の若葉のように自分は見たが秋になって見るとそれぞれの木が皆それぞれ異なった色に紅葉しているわい。

【評言】陳腐平凡な観念的な歌であるが、「一つわか葉と春は見し」といい、「秋はいろ〳〵にもみぢけるかも」という句法は参考になる。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA