酒に酔ひ懐石を食ふ安穏に笑ひをかはす妻とわたくし
静岡の酒に酔ひ酔ふ二人なり。闇くなり見えぬ熱海の海原
『孟子』告子章句下166-3 曰く、「昔者、王豹 淇に処り、而うして河西善く謳ふ。
緜駒高唐に処り、而うして斉右善く歌ふ。華周・杞梁の妻。善く其の夫を哭し、而うして国俗を変ず。諸を内に有すれば、必ず諸を外に形す。其の事を為して其の功無き者は、髠未だ嘗て之を覩ざるなり。是の故に賢者無きなり。有らば則ち髠必ず之を識らん」と。曰く、「孔子魯の司寇と為りて、用ひられず。従つて祭りしに、燔肉いたらず。冕を脱がずして行る。知らざる者は以て肉の為なりと為し、其の知る者は以て礼無きが為なりと為す。乃ち孔子は則ち微罪を以て行らんと欲す。苟も去ることを為すを欲せざるなり。為す所は、衆人固より識らざるなり」と。
かくのごとく君子のなすことには事情がありて衆人もとよりえあかることなし
*
今日も『梁塵秘抄』は休みにする。