曇り空だけど、暑くなるようだ。
鳴く声にほけきょうの声の雑じりをり。あゝこの地にも鶯は鳴く
この宿も法華経のにつつまれて日の暮れ時は手を合せをり
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朝の茶を妻と喫する時の間に八ヶ岳連峰たちまち霧中
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『孟子』尽心章句下230 孟子曰く、「古のをるや、将に以て暴をがんとす。今の関を為るや、将に以て暴をさんとす。
古の関は乱暴を防ぐもの今の関は出入りに税金、暴政をせむ
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相馬御風編注『良寛和尚歌集』
このゆふべいはまに滝つ音せぬはたかねのみゆきつもるなるらし
【語義】「滝つ音」は「滝の音」。〇「みゆき」の「み」は美むる意味の発語で「みゆき」は単に「雪」というに同じ。
【評言】良寛はよく「このゆふべ」とか「このあさけ」とかいう風な云い方をしているがそれがいずれもよく利いている。良寛の遺墨の中に「さよふけてたかねのみゆきつもるらしいはまにたきつ音だにもなし」と書いたものがあるが、やはり「このゆうふべ~」の方が遥かにいい。おそらく「さよふけて……」の方がさきに出来て、それをあとで「このゆうふべ……」に詠みなおしたのであろう。この歌も静寂な心持のよく現れたいい歌である。