投稿者: 偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。
2021年きさらぎ吉日
2024年4月1日(月)
今日から四月だ。朝、雨。いったん止むも、また降るそうだ。そして午後三時には晴れる。 気がつけば廊下の奥に立ってゐる醜き老婆わが母ならむ 九十を超したる頃から惚けつづく醜き老媼いらんことする 明かりなきキッチン...
2024年3月31日(日)
青天、外気は暖かいが、室内はそれほどでもない。午前中に厚木駅をぐるっと回って、北へ海西中を経て、踏切を越え、公園に入って、ルアンジュへ。けっこう歩く。 こんな日は『左川ちか詩集』が相応しき「私の感情は踊りまはる」 ...
2024年3月30日(土)
朝から晴れて、青天。本厚木へ買物に行った。小田急線に往復一駅、されどよく歩いた。午後もクリエイトを中心に歩く。 あけぼの杉の天辺あたり陽はあたり燃ゆるがごとし朝のひかりに ひさびさに空が明かるく開(ひら)けゆく弥...
2024年3月29日(金)
雨に南風、南風が強い。こりゃたいへんだ。ベランダのサンダルが水浸しだ。 抽斗に春のセーター動きだすざはざはさわぐ水色、黄色 淡きブルー、イエローの春のセーターの主張をはじむわれこそ吾こそ せっかくの春の日の朝...
2024年3月28日(木)
曇り。寒い。夕方、雨がくるらしい。 いつまでも余寒のごとき日がつづく三月下旬けふも晴れざる 水仕事にトイレが近しこれもまた老いの証しか致し方なし 風呂上がりのメガネが曇る鏡のうち輪郭暈けし異形のすがた 『論語...
2024年3月27日(水)
ようやく朝から晴れである。やはり晴れているだけで、明るい気持ちになる。リハビリ、塗絵の課題あり。 キッチンにビニール手袋が生きてゐるまるで人の手うごきはじめる 不可思議のキッチンの棚夜になれば扉が開き皿、碗とびだ...