6月24日(水)

一日曇りらしいが、今は明るい。 谷崎潤一郎『幼少時代』を読む。後からの回想とはいえ細かい、繊細、微細、よくこんなことまで覚えているな、と感心・関心。淡々と事実を記しているのだろうが、稲葉清吉先生の文学教育。先生の欧文・漢...

6月22日(月)

晴れているが、曇りになり、やがて雨らしい。 『岡野弘彦全歌集』   何とでもぬかせといふやうな大きく重き『全歌集』なり   八千余首の歌を収めしぶ厚き歌集。それぞれに言ひたきことあれば言へ   眼・耳・鼻・舌・身・意の六...

6月21日(日)

雨が降っているが、晴れてくるらしい。   水っぱなが固まり鼻の穴ふさぐ一夜乾燥したる寝床に   雲の果て曇りて淡く陽の位置がおぼろに見ゆる東の空   けやき大樹が濃き緑葉を繫らせるその上の雲に映る日のかげ 『孟子』告子章...

6月20日(土)

雨、雨、時々止むが雨。   雲多きひむがしの空その果てに朧日みゆるすこしよろこぶ   なぜだろうか太陽の影うっすらと見えればよろこぶわれがゐるなり   すでにすでにみみず夜に出てひからぶるあああはれなりその半乾き 『孟子...

6月19日(金)

晴れて暑い。蒸し暑い。   つつじの花もどくだみの花も終りしか欅も楠もみどり濃くして   山桃の木が落としたるつぶら実をつぶさぬやうにわが足運ぶ   ふみつぶす人もありしか木の下に山桃の赤き実の半つぶれ 『孟子』告子章句...

6月18日(木)

雨だけども曇り、そして晴れてくるらしい。   あぢさゐの藍の花咲くその上に沙羅の木あれば白き花着く   沙羅の木の花に守られ咲くごときあぢさゐどこか臆病に見ゆ   スマートフォンに今朝の曇りの端にあるあかるきところ朧日み...