短歌 1月18日(日) Posted on 2026年2月18日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 晴れてます。雨は降らない。 「あれ、蜻蛉が」お米膝つき手を合す裏の山には風が通る 提灯は墓石に寄せ糸枠の柄にかけ下山する男女二人に 裏山の風一通り赤蜻蛉静(そつ)と動いて女の影‥…二人 『孟子』離婁章句上72...
短歌 1月17日(土) Posted on 2026年2月17日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日また晴れ。湿度が低いらしく各地で火災。 金沢城下は目の下にあり町の燈は柳にともり川に流るる 磴(いしだん)を下へ下へ。谷底のやうなる暗がり五燈(しよく)まだ来ず あきなひ帰りの豆腐屋。ぶつかるやうにハタと...
短歌 1月16日(金) Posted on 2026年2月16日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 晴れ。気温も上昇するらしい。 大きなる蟹が竜宮の女房を胸に抱きしめて頓生菩提 糸塚の青苔に汚れし羽織りをばお米に着せかけてやる色も欲もなく 嘴(ふ)太(と)鴉も嘴細(ほそ)鴉も夕べ暗くなれば千ヶ淵の森へ帰りぬ...
短歌 1月15日(木) Posted on 2026年2月15日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 快晴。しかし朝は寒い。 糸塚 散々に甚振(いたぶ)られ倒され無惨なる碑を雁字搦めに緊縛したり 芬(ふん)と薫った石の肌。おもはず「あ」と声立ててゐる 担ぎだすために直肌ではまずからう藁・筵くくり下へとおろす ...
短歌 1月14日(水) Posted on 2026年2月14日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も晴れ。稲取への旅も昨日終えた。一泊二日。ああ、惜しまれる。 盂蘭盆の夜が更け初路の墓の前あはれ陰々と鬼気迫るもの わあ、わっ、わっ、おう、ふうと四人の男とすれ違ふ 「出ただええ、幽霊だあ」「おッさん、蛇...
短歌 1月13日(火) Posted on 2026年2月13日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 夕べから風が強い。(いなとり荘) 切(きり)立(たて)といふまでもないが巌の径(みち)嶮しく上がれば櫐々と墓 巌を縫って蟠(わだかま)る根に寄りきたる先祖代々の墓にお京を拝む お京の墓と相向ひやや斜め下、左に...
短歌 1月12日(月) Posted on 2026年2月12日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 晴れましたね~伊豆稲取へ。 いぢめとは工場の誰彼を憎むともやるせなきものはかなきものを * 上下、左右さわさわさわと音立てて数千数万の赤蜻蛉飛ぶ とんぼ二つは比翼のすがた初路の霊しづまらず。糸塚建てむ 『孟...