短歌 5月30日(土) Posted on 2026年6月30日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝から晴れているが、涼しい。 古梅園の女店主も鼬毛の筆一本に講釈長し 店から奥へつながる線路いまもある墨を運ぶもトロッコにして ここも昔の町家造り間口が狭く奥行深し 『孟子』告子章句上159 孟子曰く、五穀の...
短歌 5月29日(金) Posted on 2026年6月29日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暑い。晴れ。初クーラー。 険のあるみほとけの顔。躍るやうな蔵王権現わが目の前に 土中より涌きくるごとく金泥の法華経納めし頼長の経塚 三条通りの今西奈良漬店に講釈を聴く妻がうなづく 『孟子』告子章句158 孟子...
短歌 5月28日(木) Posted on 2026年6月28日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝、熱海は晴れていたが、途中茅ヶ崎辺りで雨。海老名は曇り。 大峰山寺より下りし蔵王権現のやや小ぶりなり。右足上げて 秘仏を運ぶ運搬人に背負はれて奈良の町中に神気を放つ 常には見えぬ秘仏なればかものはゆく衆目環...
短歌 5月27日(水) Posted on 2026年6月27日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 晴れ。 吉野杉の樽酒を飲むも旨きもの商店街の夜の酒店(しゆてん)に わが朋ふたりと妻と吾と奈良の一夜に歓を尽くせり いつのまにかくらやみの中。目の赤き蔵王権現降臨したまふ 『孟子』万章章句156 孟子曰く、「...
短歌 5月26日(火) Posted on 2026年6月26日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント ほぼ晴れのようですが、今(午前九時)には曇ってます。 初夏(はつなつ)の日差しの強さ、容赦なし。登大路を足弱が行く 山の木の半分白き山法師。青丹よし奈良の山の彩り 吉野より奈良に下(お)りたつ蔵王権現。姿たく...
短歌 5月25日(月) Posted on 2026年6月25日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 久方ぶりに晴れ。 近鉄特急 青丹よし奈良の都の址どころ芝草の上にまどろみてゐる まほろば大和の五月なり。妻と吾(あ)と来し朋に会はんと いくつもの新しき殿舎。朱に塗られ、古へ大和かくもあざやぐ 『孟子』告子章...
短歌 5月24日(日) Posted on 2026年6月24日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 曇り、曇り。寒い。 ページをめくりわが目指したる歌を読む。この喜びに涙ぐみたり 『岡野弘彦全歌集』、無造作に畳の上にあればころぶ 昭和百年の年に師の死あり。昭和にこだはるか戦中派として 『孟子』告子章句上15...