短歌 4月9日(木) Posted on 2026年5月9日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 羽咋・金沢行。泉鏡花記念館、徳田秋聲記念館…… 妻・俊子作 木の枠の中に収まる絵はがき、靴……。コラージュ重きたましひの箱 ノグチ・イサム〈こけし〉を中に安瑆と俊子並びし寫眞ありにき 妻と吾(あ)と石像を挟み...
短歌 4月8日(水) Posted on 2026年5月8日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 羽咋・金沢行一日目。晴れ。 県立近代美術館葉山 内間(うちま)安瑆(あんせい)・俊子の色彩豊かなる版画見むとす。その美しさ 色を織り、記憶を紡ぐ安瑆(あんせい)の浮世絵のやうなる版画の大、小 青や紫、黄色や橙...
短歌 4月7日(火) Posted on 2026年5月7日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 雨が降りそうで、曇っている。雨が降るらしい。 葉山 波頭高く荒れたる葉山の海の色、雲を映してどんみりとする 白き花こぶしが惚け散りはじむ。葉山の町を通り抜けたり 嵡(こん)鬱(もり)した葉山の森に隠れしが...
短歌 4月6日(火) Posted on 2026年5月6日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝から晴れ。 わが住むは地獄に近き処なり。さうにちがひなし嘘つきたれば どうせ役に立たない老いの一人なり。つげ義春に倣ひ温泉旅に 寧楽の正倉院に蔵はれし桑木阮咸(くわきのげんかん)よ。音色聞かせよ 『孟子』万...
短歌 4月5日(日) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暖かくなるらしい。 わが歩む道の先には死の世界。否応もなく抗ひがたき 赤が印象的であった。 京の摺師にもとめし浮世絵。塀続くところに毀(こぼ)つ――錦秋ならむ いづこにか光の国あり。老いぼれのわれには行けぬ山...
短歌 4月4日(土) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日は雨らしいが、朝はまだ曇っている。 死者のこと思へば少し生き易きあの山越えて光の国へ わが脈拍は時計の針の如くにて時を刻めりやがて終焉(おはり)へ かくもかくも暴力に満つるこの世にてわれもまた加担する時や...
短歌 4月3日(土) Posted on 2026年5月5日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 快晴です。 おでんの屋台に酒を飲む。誰かは知らぬが、隣りの女と おそらくはこの世のものではなきものとコップ酒盈たし小さく乾杯 頬赤く隣の女立ちあがる少しふらつき闇に消えたり 『孟子』万章章句上130 万章問う...