5月2日(土)

いやぁいい天気だ。   妻との旅かならず雨の日がありてこの旅もまた例外ならず   金沢は満開の桜うつくしく海老名はすでにはなびら落とす   おやつには羽二重餅を二枚づつ妻と小さな笑みうかべをり 『孟子』万章章句下139 ...

2026年5月1日(金)

雨です。晴れるといってますが。   はなびらが散らばるところを鏡花記念館・秋聲記念館歩みゆくなり   帳尻を合せるやうに三日目は雨のしたたる犀星記念館   帰りの新幹線は時折に雨やむものを東京は雨 『孟子』万章章句下13...

4月30日(木)

曇り。やがて雨。   金沢の海に沈める夕べの日まばゆきものがたちまち消ゆる   日の暮れを写さむとする妻のうしろ息おなじうす息吐くときも   海上に本日最後の太陽の沈むを写す携帯(スマート)電話(フォン)に 『孟子』万章...

4月29日(水)

曇りです。 金沢 二 北陸新幹線   金沢へはトンネルばかり。白馬・立山連山まだ雪の山   姫川の下流域通過するをたしかめて糸魚川あたり海原を見き   一日目も二日目も春の暖かさ染井吉野は満開の花 『孟子』万章章句下13...

4月28日(火)

いや~珍しい朝から晴れてる。 鈴木大拙館   雨降るに思索空間の長椅子に端坐しておもふそのことばなど   廊下から仰げる欅に鳶の巣あり雨しとどふるを巣に返る鳶   金沢の桜はこちらの花と違ふ春のひかりをまとふがごとく  ...

4月27日(月)

朝から雨。激しく降るが、やがては止むらしい。   犀川にも桜並木が連なりて雨しとしとと犀星記念館   雨宝院の軒に濡れつつ犀星の小説のことなど考へてゐる   愛すべき猫の最後の一匹なりカメチョロと名づけ東京の家へ 『孟子...

4月26日(日)

朝から晴れてる。されど、いささか寒い。 泉鏡花記念館   摩耶夫人の像も見たりき。泉鏡花の「おばけずき」はもとよりにして   さばのぬか漬け、螢(ほたる)烏賊(いか)のぬた、治部(ぢぶ)煮(に)などが金沢のものまあ食うて...