5月6日(水)

あんまり天気はよくない。一日曇りらしい。   一樹のみ紫の花咲くところ桐の木ならむ遠山なれど   広葉樹の明るさと常緑樹の暗さがともにあるめぐりの山に   いづこにかほうほけきよの声響きくる春の山明るきさみどりの樹 『孟...

5月4日(月)

激しい南からの風、そして雨。やがて止むものの風は止まず。 アーナルデュル・インドリダソン『悪い男』(柳沢由美子訳)を読む。今回はエリンボルクが問題を解く。いつものエーレンデュルは影となって二度ほど名のみ出るが、肝心の調査...

5月3日(日)

曇りかな、ちょっと晴れそう。   天に捧ぐる白き花。水木は父の死をかなしむか   一九八九年四月二十二日享年六十一は惜しむべきなり   葬儀、また後始末して勤めに出るその日水木の花満開なり 『孟子』万章章句下140 斉(...

5月2日(土)

いやぁいい天気だ。   妻との旅かならず雨の日がありてこの旅もまた例外ならず   金沢は満開の桜うつくしく海老名はすでにはなびら落とす   おやつには羽二重餅を二枚づつ妻と小さな笑みうかべをり 『孟子』万章章句下139 ...

2026年5月1日(金)

雨です。晴れるといってますが。   はなびらが散らばるところを鏡花記念館・秋聲記念館歩みゆくなり   帳尻を合せるやうに三日目は雨のしたたる犀星記念館   帰りの新幹線は時折に雨やむものを東京は雨 『孟子』万章章句下13...

4月30日(木)

曇り。やがて雨。   金沢の海に沈める夕べの日まばゆきものがたちまち消ゆる   日の暮れを写さむとする妻のうしろ息おなじうす息吐くときも   海上に本日最後の太陽の沈むを写す携帯(スマート)電話(フォン)に 『孟子』万章...